javascriptやブラウザによる縦書き実装はあった。css3では縦書きサポートが実装される予定だが、実現するのはwebkit2辺りらしい。
電子書籍の日本国内での普及も当然絡んでくるのはもちろんだが、電子書籍自体がまだ不透明だ。標準規格の凌ぎ合いやviewer間のシェア争いは、ブラウザが縦書きを実装すれば消し飛んでしまう不毛な争いで、全く本質的ではない。いつもの様にAppleの「業界枠組み壊し」に期待してしまう。闘病中のジョブスには酷な話だが、iPad普及の鍵はcssの縦書き実装だ、と誰か伝えて下さい。
さて、実はcss2.1の実装レベルでも縦書き表現は可能だ。必要なのは知恵と工夫と力技。当然、数ページに渡る長文では無理なので、そんな時はスクリプトを使うべきだが、要所要所に使用する事は問題ない。多少DOMが汚れるのは致し方ないとしよう。以下にサンプルとして、Not Foundページを作成してみた。
そのコンテンツは見つからない。
ゆく河の流れは絶えずして、 しかももとの水にあらず。 よどみに浮かぶうたかたは、 かつ消えかつ結びて、 久しくとどまりたるためしなし
今回は縦書きの為にcss3は使用していない(その他もbox-shadowを使ったのみ。ieではborderにしている)。よって、いつもは一切の断り無く無視しているieでも、縦書きで表示されるはずだ。詳しい仕組みが調べたい人はfirebugを使うなり、ソースを見るなりして欲しい。
ピンバック: snabblテ・n med betalningsanmテ、rkningar