彼が作ったAppleとMacintoshが無かったら、今の自分は無いだろう。
会社でSE30に出会う事もなく「文豪」とかを使い続けたかもしれない。自分で買ったPerformaをオフィスに持ち込む事も無かったし、クラリスワークスでイラストを描く楽しさを知る事も無かったろう。
DTPへの移行もなく、紙焼きをピンセットでつまむスキルはアップしていたかもしれない。
AmazonもGoogleもYouTubeも2ちゃんねるも存在しない。情報収集の為の図書館通いは終わらなかったはずだ。子ども向けCD-ROMを作る仕事はできなかったろうし、会社を辞めていないかもしれない。もちろん、Webデザインの仕事も、PCスクールの講師の仕事もしていないだろう。
なにしろ、マウス付きのパソコンの概念すら無く、コンピュータは技術者だけのマシンだったかもしれないのだ。クリックだけでWebを巡回できない世界だったかも知れないのだ。
彼がいなくても、他の誰かが思いついていた?確かに。でも、私が生きてきた時代に、それがあったかどうかは不明だ。Steve Jobsはそれを成し遂げてくれた。
ありがとう、Jobs。さようなら。
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