最近やっと読書できるゆとりが出来てきたのが嬉しい。
近頃、ニュースで耳にする「ミツバチ不足」で興味を持っていたので、ローワン・ジェイコブセン著の「ハチはなぜ大量死したのか」を読んだ。とても面白かった。
[amazon_image id=”4163710302″ link=”true” size=”medium” ]ハチはなぜ大量死したのか[/amazon_image]ミツバチが「家畜」だとは知っていたが、どれほど農業がそれに依存しているのか、という事を理解できる。
解説の福岡伸一も書いているように、推理小説のようなスリリングさも良いが、著者のウィットに富んだたとえ話や文章が心地よい。
蜜蜂の大量失踪事件の犯人について、この書での結論はネタバレになるので書かないが、今後の数年で、更に色々な事実が明らかになるであろうと予感する一冊でした。